秋田のスーパー?に籠城したクマさんが殺処分された様だが、市役所への抗議が殺到とか。秋田県知事は、苦情電話には「即切れ!」と言われているようだが、当たり前。人が一人負傷しているのですよ!しかも、他の何件かの事例では人が死亡しているのですよ!今回も2日も3日も掛け、大人数がウロウロ、警察が責任を持って駆除させれば良いのです。人里の食糧の味を覚えたクマは、何度でもやって来ます。これを山に返せばまた間違いなく出て来ます。
小説家の吉村さんの「熊嵐」という小説を読めば分かるのですが、開拓地では襲われ死亡した人たちの家族に放置指示が出て、身内を「熊の餌に残す」と言う重大な決断もしています。身内をクマの餌にし、放置したのですよ!この無念さがお分かりでしょうか?この世界をクマさんの世にでもしたいのですか?あなたはクマの前に身を投げ出せますか?クマさんのいない世界に身を置き、安穏と過ごしているあなた!あなたの子供・家族・あなた自身がクマに襲われたらどうします?こんな自分勝手な理屈は通りません! ただ、観光地である軽井沢の事例は参考にはなります。専門の業者を雇い、捕獲したクマには無線発信機を取り付け、常時居場所を特定・監視しているとか。私は軽井沢周辺の正確なクマの数は 補足していませんが、多分300頭以上かと思いました。(以外に多いとは思います。)あの軽井沢ですから、クマの被害でも出れば、途端に観光客が減少します。他の場所では、この様な予算は出せないでしょうが、何らかの共生?の対策は講じられるとは思いますが。北海道の例の「OSO18」の件では、幸い人的被害は出ていなかったのですが、牛さん達、また飼い主さんには大変な事でした。この事例では、駆除したのは役場の職員らしく、OSO18とは気付かず観察の後射殺したようで、それでもこの職員への抗議電話が殺到したとか。個体は特定される前に都内で販売・消費されていたようです。しかし、何処で駆除した個人の電話番号を知るのでしょうか?匿名に隠れ、言いたい放題の事を言う人が毎回出て来る。自身は安穏な暮らしをしているのに、クマさんとの共生は困難な処が有ります。また、公安委員会の優柔不断さもとんでもない事です。要請で駆除に参加し街中で警察官の見守る中で銃を発砲したのに、「狩猟免許、銃の所持許可の取り上げ」とは何たる脳内お花畑状態!危険を冒し、命がけでクマに対峙しているのにそれは無いでしょ!「以後駆除要請には応じない!」との北海道の猟友会の怒りも当然です。