反日は無罪なのか

 太平洋戦争末期、アメリカの当時の「ルメイ准将」は前任者のピンポイント爆撃に異を唱え、効果が薄いとして無差別爆撃に移行させた。

つまりは、世に言う「非戦闘員」にも爆撃を加えるという行為。かつてはスペイン戦争時のドイツのコンドル航空兵団による「ゲルニカ爆撃」が有名だが、これが当然の如く日本には無限に行われた。第二次大戦のドイツとは違い、黄色人種の国、「残虐なる」爆弾である原子爆弾が、日本の降伏が早かったため、広島・長崎で終了したが、そのまま戦争を続けていたら更に各地に落とされていたに違いない。此処には激しい人種差別の意識が存在した。アメリカとは今も昔も人種差別の国なのです。

ボロボロになっても戦争を続ける日本には非常に効果的ではあったに違いないが、その結果たるや正に悲惨なもので、当のアメリカも驚愕したに違いない。その後は戦争に原子爆弾水素爆弾は使用はされてはいない。

 この残虐なる兵器が世界に拡散すれば、いずれは再度使われる可能性もある。勿論、再度の使用は、使った国にはもちろん大きな罰が、使われた国にも多大な損害が考えられる。開発初期のものとは違い、効果は抜群に進化し、ロシアや北朝鮮が使用を明言しているが、これは国の滅亡に結び付く。例え拒否権を使おうが、最早その国は終わる。現在ウクライナ侵攻(侵略)に対し、ロシアは当然の如く「拒否権」を行使している。

 さて、日本は優しい国なので、その無差別爆撃を無慈悲に実行した「ルメイ准将」に対し、戦後「勲一等旭日勲章」を授与している。「日本の航空自衛隊育成」に多大な貢献が有ったとか。本当に日本は優しい国なのです。

海外で自国民に事故が起こるたびに、「遺憾」を繰り返し、何もしない日本の原点がそこにあります。が、鉛筆も削れない程の国民を育成し、今も昔も「刀狩り」の思想が浸透している国になり果てています。